二ユース

製品改善の最新情報: tna robag 3シリーズとrobag 2ci用筐体入りカム

2016,7月 25日投稿

fully-enclosed-cams包装システムの高度化が進むにつれ、tnaはお客様が最も効率性に優れた技術のみならず、市場にある最も信頼できる設備からメリットを得られるようにしたいと考えています。この目標を達成するため、我々はtna robag® 3シリーズおよびrobag 2ciバッグメーカーシステムのカムを完全に筐体に入れる改善を行いました。

 

問題

tna robag® 3シリーズおよびrobag 2ciが進歩し、速度も大きく改善されました。両システムとも市場最速のバッグメーカーであり、その処理速度に追いつくためメカコンポーネントにも改造が必要となりました。速度が増したことから、システムのストリッパーチューブクローザーの寿命が縮まり、また製品内シール検知(PISD)での製品不合格が増加しました。

当社のエンジニアは、これらの問題の原因をすぐに突き止めました。robagシステムのストリッパーチューブクローザーは、以前は袋がシールされたときむき出しのカムにのみ接触していたので、回転時の半分のみ接触していたのです。残りの半分の回転では、ストリッパーチューブクローザーは、キャムから離れ、スチールストップに当たっていしました。その結果これらのストップの早期摩耗につながり、システム全体に影響を与えていたのです。

 

解決策

衝撃による摩耗を回避するため、当社のエンジニアはrobagシステム用に「完全に筐体に入ったキャム」を開発しました。改善実施後、ストリッパーチューブクローザーは回転中常にキャムに接触しています。この小さな改善が大きな効果をもたらし、スチールストップが早期摩耗することを防ぎ、ストリッパーチューブクローザーの「バウンド」を最小化し、PISDによる不合格品を減らしました。

 

メリット

完全に筐体に入ったキャムは次のような重要なメリットがあります。

  • PISDによる不合格品が減り、ストリッパーチューブクローザーの寿命を延ばすことでコストを大きく削減
  • 作動音低減
  • おりジワの少なくより美しい外観の袋
  • 160bpmの速度でもストリッパーチューブクローザーの制御が改善
  • 袋の切り離しとテークアウェイコンベヤーへの搬送が改善

 

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