革新技術の最新情報: 速度変調ソフトとガスフローコントローラーを備えた包装袋エア漏れ検知

2016,10月 26日Lawrence Roos投稿

今日メーカーの二大関心事は、稼働費用の削減と、安定した高品質の製品の実現です。お客様にこの両方を実現していただくために、当社はtna robag ® 3シリーズに速度変調ソフトとガスフローコントローラーを採用し包装袋エア漏れ不良を検知する技術強化を行いました。

課題

製造中にガスフロー包装機を使うことは、酸素レベルが適切な範囲を超えた場合、製品に悪影響があるという問題を潜在的に抱えています。ガスレベルが低すぎれば、製品に含まれる酸素が増え、棚持ちが悪くなります。ガスフローが高過ぎると、製品がかき混ぜられ、袋密閉時に引っかかってしまいます。包装袋エア漏れ検知(PISD)は、包装不良につながる可能性があり、材料の無駄使いと再包装のための労力が余分にかかります。

酸素レベルは時間のかかる手動テストが一般的です。さらに悪いことに、手動テストと酸素レベル調整で避けて通れないトライ&エラーの性質上、製品の一貫性保持が難しくなる場合があります。

解決策

手動による酸素テストを不要にするため、当社のエンジニアはrobag包装システムに統合できる連続ガスコントローラーを開発しました。連続ガスフローコントローラーは、瞬時にしてガスフローを提供でき、すべての袋の残留酸素レベルを連続でモニターするオンラインガスアナライザーを特徴としています。コントローラーは、酸素の含有量が適切な範囲を超えたことを検知すると、バガーを停止します。また、システムはrobag Modbus通信により、直接PCに実際のガス消費量が自動的に記録され、品質管理データが保存されます。

速度変調ソフトが搭載されたPISDに加えてrobagシステムで連続ガスフローコントローラーを使えば、さらにメリットがあります。このソフトを使う事で、robagがバッグメーカーの速度を自動調整し、一つの製品に対して違う速度を適用することもできるようになります。PISDは包装袋のエア漏れを監視し、定義された数の袋の廃棄物パフォーマンスに対する最適速度を自動選択します。